23年課題解決型職場体験

2023年もさくら薬局羽茂・佐渡薬品 薬局(新穂)にて、

南佐渡中学校・新穂中学校・畑野中学校の学生に課題解決型職場体験を2日間行いました。

 

 

さくら薬局羽茂にて

 

今回は、南佐渡中学校より学生3名受け入れし行いました。

① 地域の活性化のために薬局としてできる事 ② 薬局で毎月開催している健康イベントの周知方法 をミッションとして、職場体験を通して学生に考えてもらいました。

≪1日目≫

 

★生き方トーク・働き方トーク★

事前に中学校にて行う予定だった「生き方トーク・働き方トーク」が、急遽なくなってしまったので自己紹介も兼ねて職場体験の一番初めにお話しさせていただきました。そこでは、私が薬剤師になるまでの道のりや、さくら薬局について、そして今回職場体験を通して一緒に考えてもらう薬局の課題についてお話ししました。

 

★薬局概要説明★

薬局ではどんなことをしているのか、薬剤師の仕事・調剤事務の仕事について知ってもらいました。また今回のミッションに関係する、薬局で毎月開催している「健康イベント」についてもどんなイベントを開催しているか知ってもらいました。

 

★調剤体験①★

薬局でお薬をもらうまでどんな作業をしているのか、どんな薬があるのか。

初めて入る調剤室の中で、薬に見立てたお菓子などを使い、実際と同じように(模擬)処方箋を見て調剤してもらいました。1日目は、ラムネを使った粉砕調剤の他、一包化、液剤混合、散剤混合を体験してもらいました。調剤室の中に入った学生は薬の種類の多さにびっくりしていました。

  

★処方箋監査★

 処方箋監査とはどんなことなのか、模擬処方箋を使って間違い探しをしてもらいました。用法が間違っている・医師の印鑑がない・処方箋の期限が切れているなど、ちょっと難しかったと思いますが一生懸命見つけてくれました。


≪2日目≫

 

★医薬品・OTC納品体験★

どのように医薬品やOTCが薬局に入ってきて、どんなことを確認しているのかを実際に触りながら体験してもらいました。初めて読む医薬品の名前に、苦戦しながらもチェックしてくれました。

 

★イベントポスター作成★

 

1日目にミッション②「イベントの周知方法」について、目に留まるポスターを作ったらどうかと学生からの提案がありました。今回は実際に10月イベント「子ども薬剤師体験」のポスターを作成してもらいました。イベントの対象である小学生や保護者の目に留まるとてもいいポスターを作ってくれました!

 


★調剤体験②★

2人ペアになり、LINEを使った処方箋の受付から調剤、薬袋作成、服薬指導の一連の流れや計数調剤、一包化、軟膏混合などの調剤体験をしてもらいました。

 

★ミッション達成・発表★

 

今回のミッションの中で②「イベントの周知方法」に関して考え、考えたことを実際に行動に移してもらうことができました。ポスターのおかげもあって、イベントも大成功!また、2日間の体験をまとめ、素晴らしい発表をしてくれました!

職場体験を終えて

 

課題解決型職場体験を通して、「またやってみたい!」「体験してみたい!」という感想があり、

薬剤師という職に興味を持ってくれたことは、私としても大変うれしく思います。

将来選択する職業が薬剤師でなかったとしても、今回の職場体験がこれからの糧になったらいいなと思います。