昨年10月、さくら薬局羽茂店にて小学生向けに子ども薬剤師体験を開催しました。中学生や高校生の職場体験で学生が薬局に来てもらうことはありましたが、今回は小学生にも薬局について知ってもらいたいと思い開催しました。
小学校からお願いされたお仕事体験の授業があり、小学2年生が薬局に来てくれたことについても後半お話ししたいと思います。
薬局内イベント!こども薬剤師体験
今回は、小学4年生1名、小学5年生4名が参加してくれました。
★秘密の調剤室を見学★
普段は絶対に入ることのできない薬局の調剤室。どんな薬があるのか実際に見てもらったり、薬を正しい飲み方でのまない場合のリスクについて少しお話ししました。子どもたちはたくさんの薬が収納されている棚に目を奪われている様子でした(^^♪
★お菓子の処方せんを見て調剤しよう★
実際に薬剤師が処方箋に従って計数調剤するのと同じように、処方箋をみて必要な数を計算し、ピックアップ、そして薬袋(薬を入れる袋)に入れてもらう一連の作業を行いました。
処方せんに書いてあるお菓子の名前は「カゼナオルン配合錠」「セキトマールOD錠」など実際の薬をまねてつけてみました(笑)
子どもたちも「せきが止まるからセキトマール?」とクスっと笑ってくれていたと思います。(願望)笑
薬袋は、普段は全部印刷で出てきますが、今回はどんなことが書いてあるかを知ってもらうためにも一部手書きで作成してもらいました。
★ジュースのシロップ剤を使って混ぜてみよう★
実際の調剤でもシロップ剤や軟膏、散剤を混合することがあります。今回はジュースを使ってシロップ剤の混合を体験してもらいました。
こちらも処方箋から必要な量を計算し、計量カップを使って量ります。
★自分が作ったお薬を患者さんに渡そう★
お薬ができたらやっと患者さんに渡せます。薬局スタッフや保護者が患者役になり、一言声掛けをしてもらって薬を渡してもらいました。
少し緊張する様子も見られました。私たちも毎日患者さんにお薬を渡していますが、緊張はしますよね(笑)
そんな気持ちを少し体験できたのかなと思います。
★修了証贈呈★
最後まで体験してくれたみんなに、薬局スタッフから修了証を贈呈させていただきました!
これでみんなこども薬剤師だっ!!
さて、後半のお話は小学2年生の職業体験についてです。
調剤室内がどうなっているのか、どんな薬・機械があるのかみてもらったあとに調剤の体験をしてもらいました。
今回の調剤体験は、軟膏の混合とシロップ剤の混合を体験してもらいました。
苦戦しながらも、楽しんで体験してもらえました。
調剤体験が終わったらお薬についてより知ってもらうためにお薬クイズを出しました。
↓一部をご紹介↓
1.ご飯を食べている途中
2.前の食事と次の食事の間
3.夕食後と寝る前の間
1.イチゴ風味
2.オレンジ風味
3.マスカット風味
皆さんは答えがわかりますか?
★お仕事体験の様子★
今回開催した子ども薬剤師体験では、小学校高学年向けで募集しましたが、次は小学1年生から6年生までどの学年でも参加してもらえるよう準備したいと考えています。
開催の日程が決まり次第、薬局公式LINEやSNS、その他薬局からのチラシでご連絡しますので是非ご応募ください。